ー広島市西区にある幼稚園です。己斐みどり幼稚園は小学校へのスムーズな移行を真剣に考えますー
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こんなところです
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こんな考えです
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みなさんと一緒に
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気になる子
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4月19日からお弁当が始まりました。
子ども達が毎日楽しみにしており、大好きなお母さんの手作り弁当。その中で特に、お母さんに握ってもらった「おにぎり」は、まさしく親と子を結ぶかけがえのないものと確信しています。
両手を上下させながら、ぎしぎしと握った「おにぎり」は、「おむすび」とも言います。
「おむすび」は、命を結ぶ食べ物という意味です。
日本の一番古い本「古事記」に、すべてのものを作った神として「霊日神(おむすびのかみ)」が出てきます。
「おにぎり」のことを、神様の名前と同じ「むすび」と呼んだのは、ご飯のかたまりの中には、人間の命を養うエネルギーが潜んでいると古代人たちが感じ取ったからに他なりません。
お母さんの握ってくれる「おむすび」は、本当においしいものです。
お母さんは毎日色々な食べ物を作っていますから、ちょこちょことなめて味加減して、料理の上手さが手のひらに染みこんでいるのです。
愛情を込めて、そんな手のひらで握る「おむすび」ですから、おいしくないはずがありません。
毎朝お弁当を作ってくださっているお母様方、本当にありがとうございます。
命を結ぶ「おむすび」、親子の絆を結ぶ「おむすび」、その効果はお子様の成長と共にいつか表れるはずです。
その日を楽しみに、また明日もお子様の笑顔が見られる手作り弁当をよろしくお願いします。
園長 徳永悦子