ー広島市西区にある幼稚園です。己斐みどり幼稚園は小学校へのスムーズな移行を真剣に考えますー
|
こんなところです
|
こんな考えです
|
みなさんと一緒に
|
気になる子
|
(C) 2011 koimidorikindergarten |
年長組さんが、1学期に苗を植えて育ててきたサツマイモを、運動会後に収穫しました。
今年は、年長組さんの人数が多いため、園庭とサブグラウンドの2か所に植えました。
どんなお芋ができるか、毎日楽しみにしていたところ、なんと子ども達の愛情がいっぱい詰まった大きなサツマイモをたくさん収穫することができました。
待ちに待ったサツマイモ、さて、どうやって食べようか?
「だいがく芋がいい」「スイートポテトにして」など、おばあちゃん先生には到底できない注文を承りました。
簡単ですぐにできる「味噌汁はいかが?」の問いかけに、「いいよ食べたい!」という子どもに混じって、「えー、味噌汁?」と不機嫌な顔をする子どもが一人。
「まー、いっぺん食べてみんさい。おばあちゃん先生の作る味噌汁を」ということで、味噌汁を作ることにしました。
まずは、17日(木)に年長組さんが食べました。人数の多い年長組さんが食べてもまだお芋が余ったので、翌日に年中組さん、22日(火)には年少さんにもお裾分け。
今年は全クラス味噌汁をいただくことになりました。
子どもたちから、「おいしかったよ」「また作ってね」の声におばあちゃん先生は満足顔。
「味噌汁?」と不機嫌な顔を見せていた子どもも、お芋だけは食べてくれたようでした。
ともあれ、全員食べられることができて良かった。
嬉しそうに、楽しそうに食べてくれました。
食事は楽しくとることが一番です。
「食」という漢字は、「人」を「良」くすると書きます。食べることは、そのまま生きる力となるのです。
たった一杯の味噌汁です(中には、園児用コップで3〜4杯もおかわりした子もいました)が、元気の源になったようです。
食事のマナーやしつけ等色々ありますが、まずは楽しく食べたいものですね。
お家の人と楽しい会話の中での食事が、きっと子どもの身体だけでなく、心の栄養にもなると信じています。
どうか、食欲の秋を満喫してください。
園長 徳永悦子