ー広島市西区にある幼稚園です。己斐みどり幼稚園は小学校へのスムーズな移行を真剣に考えますー
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こんなところです
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こんな考えです
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みなさんと一緒に
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気になる子
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(C) 2011 koimidorikindergarten |
ゴールデンウィークが終わったと思ったら、もう6月が目の前に来ています。
日にちがたつのは早いものですね。
先月まで、親を求めて泣く子や、環境の変化に不安を持つ子がいましたが、もう園舎は子どもたちの明るい笑い声でいっぱいです。
こんなに早く落ち着いてきているのは、きっと、保護者の皆様がお子様へ温かい励ましの言葉や褒め言葉をかけてあげておられるからだと思います。
褒められることは、子どもだけではなく私たち大人でも嬉しいことです。
と言うのも、退職後のアンチエイジングのためにと、夫に家事をすることを提案したのですが、最も効果のあった対応が、やはり「褒め」でした。
小さなことには目を瞑り、褒めたり、おだてたり、ねぎらいの言葉をかけたり、感謝の言葉をかけ続けた結果、夫は見事に主夫(主婦)らしくなってきたのです。
朝の私の仕事は、洗濯物を干して、痴呆のある義母(94歳)の介護をすることです。今では、その朝の仕事が終わる頃に、味噌汁と卵焼きが出来上がります。主夫お手製の!
どうです。これが主夫デビューをした夫です。
「上手だね」「おいしいよ」「腕を上げたね」「すごく助かるよ」「ありがとう」などの言葉で、褒めたり感謝したり。量が多かったり、時間がかかったり、ちょっぴり大雑把だったり・・「え?」と思うことには一切触れません。
私も修行中です。
とにかく、大人でも子どもと同じ。褒められれば嬉しいし、その期待に応えようとしてくれるようになります。
以前は、朝から大忙しでしたが、今は本当に楽になりました。
「我が子にもこのように褒めていれば、今以上に立派に育っていたのかも・・。」と、思う今日この頃です。
ぜひ、皆様もお試しください。
すぐに成果が見られなくても、「自分は親に認めてもらえている」「自分は必要な人間なんだ」と感じることができれば、その種は子どもたちが大きくなってから必ず芽吹きます。
人から認められ、必要と感じてもらえることによって、人は前に向かって進める(挑戦できる)のではないでしょうか。
園長 徳永悦子