ー広島市西区にある幼稚園です。己斐みどり幼稚園は小学校へのスムーズな移行を真剣に考えますー
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こんなところです
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こんな考えです
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みなさんと一緒に
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気になる子
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幼児期の遊びは就学期以降にどんな影響をもたらすかと、ベネッセ教育総合研究所は調査し、その結果を報告しています。
その報告とは、家庭で親子で「知的なやり取り遊び」(ことば遊び、数を数える、ブロック、積み木、折り紙、読み聞かせなど)をする回数が多いほど、子どもが学ぼうとする意欲、粘り強く物事に取り組む力が高いとのことです。
幼児期には教育的な意味も含めて楽しく親子で遊ぶことが重要で、それが結果的に学びに向かう力の伸びと関連するとのことです。
誤解がないように念のため申し上げれば、これはいわゆる早期英才教育を勧めているのではありません。幼児期には、親子で楽しく遊ぶことが教育的にも重要な意味をもっており、結果的に学びに向かう力と関連するということです。
ご家庭でもきっと親子で遊んでおられることと思います。
たとえば、お風呂で数を数えるだけでいいのです。お菓子を食べる時にお菓子の数を一緒に数えるだけでも構いません。子どもにとっては、お母さんと一緒に声をそろえて数えるだけでも遊びになります。
絵本を読んだり、しりとりで遊んだり、「あ」のつくことばを探したり、トランプやかるた、すごろくなど、とにかく親子で楽しくかかわることが、子どもたちの将来に役立ちます。
そのような遊びで普段から親子と楽しい時間を共有するということは、親子関係が築かれ、心の安定した子になるだけでなく、学びに対する意欲が高まる効果もあるということです。
今しかないこの幼児期に、これからも園でも家庭でもしっかりと楽しめる遊びを取り入れていきたいものですね。
園長 徳永悦子