ー広島市西区にある幼稚園です。己斐みどり幼稚園は小学校へのスムーズな移行を真剣に考えますー
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こんなところです
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こんな考えです
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みなさんと一緒に
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気になる子
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(C) 2011 koimidorikindergarten |
3学期が始まり、園庭から元気な子どもたちの声が聞こえていますが、冬休みをいかがお過ごしになりましたか。
昨年本園にやってきたサンタさんが「冬休みにはお母さんのお手伝いをしましょう」と子どもたちと
約束をされました。さて、休み中にお子様はお手伝いをしてくれましたか?
「とんでもない、お手伝いどころか、こちらから頼んでもしてくれません。」
というご家庭も多いかもしれません。
なかなか難しいお手伝い。どうしたら良いのでしょう。
単に「〜して」と言われると、指示や命令をされているようでイヤだと思うのは大人も子どもも同じ。
「〜してくれる?」「〜してくれると助かるのだけれど」「〜してくれると嬉しいな」などの言葉かけがあったらどうでしょうか。
心に響く言葉かけをつけて頼むと、「まぁ、そういうのならしようか」と、自分の意志で手伝う気分になると思います。
ただし、頼んだことが思った通りにできていないからと言って、できていないことを指摘するのは避けましょう。
手伝って、何かしら文句を言われると二度と手伝う気になりません。
頼みたいことを具体的に伝え、疑問点がないか確認してから取りかかってもらうと良いと思います。
というよりも、「手伝いが上手になる」ことよりも、「手伝うこと自体が好きになる」ことを目標にした方が良いかもしれません。
その為にも大切なことは、手伝ってもらった後は感謝の言葉を忘れてはいけないことです。
「〜してくれてありがとう」「助かったよ」「嬉しいよ」などの言葉があることで、子どもはお手伝いをした喜びを感じ、またお手伝いをしようと言う気持ちになります。
これは、子どもだけではなく大人も同じですよね。
大人同士でも人間関係がスムーズにいく秘訣ではないかと思います。
さっそく試してみてください。
ともあれ、今年もよろしくお願い致します。
園長 徳永悦子