平和学習5冊目の絵本読み聞かせは「かえってきた釣鐘」です。 戦時中、鉄砲の玉にする為、拠出したお寺の釣鐘でしたが、戦後もとあったお寺に無事かえってきた、というお話。
「どこから帰ってきたんかね?」「お話を聞いてたら分かるよ」 子ども達同士でのそんなやりとりもあり、お話を聞く心持ちは出来ているようです。
読み聞かせのあと、鉄砲の玉を紹介。
戦時中に拠出されたであろう、鍋・釜・鉄のヤカン。 「鉄の物を溶かして、鉄砲の玉にしたんだよ」 「どうやって溶かしたの?」「焼いた?」 自分なりに考えた意見を色々発言していました。
こちらの釣鐘は広島県豊平の志路原にある浄土寺に保存されています。 「希望をねがう釣り鐘」として…。 子ども達が大人になった時にも平和でありますように…。