年長組になってから読み聞かせを行った絵本の数々。振り返ることから始まった、最後の平和学習。
合計11冊。自分達と同じ年齢の子が主人公の「伸ちゃんの三輪車」や色塗りした「走れ!ひばく電車」などは特に心に残っているもよう。
こちらは、平和の絵本として教室のある絵本やちょっと内容が高度な絵本も消化しました。「借りてみたい~」というつぶやきも聞かれ、興味を持っている子もいるようでした。
6つのキーワードは、小学校の活動を合わせながらまとめをしました。「朝顔のお世話をするときは、どのキーワードがあてはまる?」「まもる!」「(花が咲いたら)しあわせ!」などなど、活発な意見がどんどん飛び出してきました。
退室時。子ども達の見ている先にあるのは、「原爆の子の像」に捧げられた千羽鶴を再生しハガキにした物。
よ~く見ると、小さな小さな折り紙の破片が紙の中に交じっているんですよ。
「僕たちのもいつか、こんな風になる?」「○○くん(卒園下した兄の名前)のもこの中に入っているのかな~?」千羽鶴が新しい紙になることに興味津々な様子でした。
その日の午後の職員室。7.5cm四方の折り紙を使って、ミニ折り鶴を作っております。好きな数だけ折ったら、自分で針と糸を使ってつなげていきます。小学校に行っても、大人になっても平和に関心を持ち続けていて欲しい!とこころから願っています。