第2回目の平和学習。教室でも絵本の読み聞かせはしているので、本日の絵本は3冊目です。「~夾竹桃物語~わすれていてごめんね」。広島の県花でもある夾竹桃を原子爆弾の燃え盛る炎からたすけようとした犬の物語です。
昭和20年8月6日に広島の町に生きていたのは人だけではない、鳥も虫も魚も犬も猫もいました。その小さな命の行方を問いかけていきます。
この絵本はイラストがとても抽象的に描かれており、見る者の想像力をかきたてます。「あ!原爆ドームかも!」「犬だ!!」「あそこにあるのは人の顔かね」読み進めながら、子どものつぶやきや疑問が聞かれました。
平和学習にはカギとなる単語があります。最初の3つは園標語と同じ、「なかよし」「えがお」「たすけあう」。これに「まもる」「いきる」「しあわせ」を加え、「平和学習6つのキーワード」として知らせていきました。
午後の教室では、読み聞かせた絵本を教室でも振り返るお友達の姿が見られていました。さて、このページのイラストは何に見えたのでしょうか・・・。