今回の読み聞かせは「まっ黒なおべんとう」。 中学1年生しげる君が主人公です。
「これも本当にあった話?」 そうですとも! 建物疎開を描いているページでは 「ホントに家、壊してる!!」 と、思わず声が漏れていました。
左は、絵本の裏表紙にあるイラストのお弁当箱。 右は、平和記念資料館に展示されているしげる君のお弁当箱。 「穴がおんなじ!」「中も黒いね」「フタも曲がっている」 と、色々な感想が飛び出していました。
この絵本で3回目となる「セオリー・オブ・マインド」。 回数を重ねるごとに、すんなりとお弁当箱の気持ちになった言葉が出てくるようになってきました。
「黒くなって悲しいよ」 「しげる君に食べて欲しかったよ」 他にこんな言葉も。
この絵本には、原爆投下前の原爆ドーム(産業奨励館)や平和公園(中島地区) がしっかりと描かれています。 「絵本もしっかり見てみてね」これが、読み聞かせ後の決まり言葉。 次回は「ひばく電車」についてのお話を予定しています。