2022.12.15 おもちつき(全園児)
園庭に現れた見慣れない木のやぐらのようなもの。御存じない方が多いと思いますので、ご紹介させていただきます。こちらは”だいがら”というものでして、もちをつく機会なのでございます。そうです、今日はおもちつきの日です!3年ぶりの開催となりました。
おもちつきは全園児で自分の”鏡餅”を作る活動となっております。その為、朝からみんなスモックを着て準備!
三角巾やハチマキを締めて、年少さん準備完了。
年中さんもスモックと三角巾を巻いて準備オーケー!
初めておもちつきをする子が多く、どんな風にするのかまだざっくりとしかイメージできていない様子ですが、やる気は十分!
年長さんは、はっぴと腰ひもを巻いて、祭りスタイルで臨みます!
力強く、しっかりつかないと良いおもちは出来ません。担任の先生の話をしっかり聞き、立派な鏡餅を作るべく気合も十分でいざ出陣!「えいえいおー!」
毎年、こちらのだいがらは先生やお父さんお母さんに協力してもらって使っていたのですが、今回はなんと年長さんにも乗ってもらうことに!己斐みどり幼稚園初めての試みです!
「よいしょー!」という掛け声とともに、力強く踏みます、そうすると馬の頭のようなだいがらの先端が勢いよくおもちをつくのです!これを年長さんに2人ずつやってもらい、自分達の分だけでなく他のクラスのお友達がつくおもちの下準備をしてもらいました。
そうして出来上がったおもちの”種”を隣の石臼に移しまして、それぞれのクラスのお友達が杵でつくのです。まずはつばき組さんから。3人で石臼を囲み、同じく「よいしょー!」の掛け声で杵を振り下ろします!
あやめ組さんとつばき組さんは、一番大きな杵でおもちつきに挑戦。これがなかなか重いのですが、上手におもちのど真ん中をつくことが出来ておりました。さすが最高学年の力技とコントロールです!
続いては、年少さんの番。年少さんは年長さんよりも一回り小さい杵で挑戦。小さいとは言っても、見た目に反して意外と重たいこちらの杵。
「よいしょー!」とつき手も周りに座っているお友達も声を揃えて、おもちをつくことが出来ました。なかなかやりますね♪
たんぽぽ組さんも一生懸命お兄さんやお姉さんを応援してくれました。もちろん少しではありますが、たんぽぽ組さんも杵を持ってぺったんぺったんおもちつきに挑戦しましたよ♪
最後は年中さん。年中さんは年長さんと同様、大きい杵を使っていきます。先生も掛け声や太鼓でおもちをつくお友達を応援!
しっかりつき終えたおもちは、それはそれは絵に描いたように、のびのびのおもちになりました♪
そしておもちをつき終えたら、園庭から大広間へお引越し。ここからは大広間での作業となります。まず初めに片栗粉を両手につけます。
そうしましたら、一人2個ずつおもちをころころ丸めていきます。触ってみた感想は?
「スライムみたいー」「やわらかい!」など、触ってみた感じはとてもいい感じの模様♪
ほかにも「あったかい!」という温度も感じ取っておりました。そうです、炊き立てのもち米をつき、すぐ丸める作業をしておりますのでほかほかのおもちなのでございます♪
ただ丸めるだけではなく、今回は鏡餅なので、すこし平らになるように手で押さえます。なかなか良い形になりましたね!
出来たら、プラスチックのケースに入れます。これで完成!
「おもち弁当~」と完成した鏡餅を手に喜ぶ子ども達。先日作った”だいだい”と”四方紅(しほうべに)”を一緒に持って帰ってます。全て組み合わせて是非飾ってみて下さいね☆