延期していた平和記念公園への「平和モニュメント巡り」に出掛けました。 園バスが平和大通りに入ったところで、道路の両側に植えられているたくさんの樹木 について紹介。
「あ!見える!!」 降園についたとたん、目に入ったモニュメントの名前を出しながら、早速興味津々といったところ。 まずは、『原爆死没者慰霊碑』へ。
「自分の思いを心の中で言いながら、黙とうしましょう。」 沢山の方が亡くなられた、そのことを理解しながら、静かに手を合わせました。
こちらは『平和の灯』。 世界から核兵器がなくなった時に消えるとされている灯ですが…。 「今日も火が点いてるね」とのつぶやき。
この『平和の灯』は、両手首を合わせ、その真ん中に灯がともっている、そんな形をしています。 みんなが大人になっている頃には、この灯が消えていますように…。
本日のメインモニュメント『原爆の子の像』。 お当番さんに、鐘を鳴らしてもらい、ここでも黙とう。
両クラスあわせて、1,080羽。 9月から折りためてきた、子ども達の思いを捧げました。 一番右側の折り鶴ブースに捧げておりますので、機会があればお立ち寄りくださいね。
続いて『平和の鐘』へ。 担任がついた鐘の音が消えるまで、こちらでも黙とうを。 その後、近くまで行き、鐘を観察。 世界地図や原子力マーク、原爆投下日などが刻まれているなど等、実際に見てみないと分からないことがいっぱいです。
『原爆ドーム』は対岸から。 「最初はきれいな建物だったんでしょ?」 子ども達の心にもしっかりと平和の大切さを訴えてくれる、そんな建物です。
最後は『原爆供養塔』。 絵本「広島の原爆」でも描かれている、己斐小学校校庭で荼毘にふされた方々の遺骨が 納められている場所。 「中に入ってみたい」子どもらしい率直な思いも。
帰園後は、絵日記活動。 記憶な新鮮なこともあり、するすると描き進めていました。 『祈りの泉(平和大踊りに面している噴水)』に虹がかかって見えたことも印象的だったようです。 「虹を見てキレイと感じる」それも平和のひとつ。 子ども達の心にある、平和や仲良しの芽がたくさん育っていきますように。