2019.1.30 千羽鶴を捧げに(あやめ組)
昨日に引き続き、今日はあやめ組さんが平和公園にやってまいりました。これまで折ってきた折り鶴の数はつばき組さん同様、千羽越え!それを捧げに行きます。
まず最初に訪れたのは「原爆死没者慰霊碑」。ここで原爆によって命を落とした方々へ、思いを込めて手を合わせました。
そして、「平和の灯」。昨日つばき組さんが来た時は、火はまだついていたと、聞いたあやめ組さんは「今日は消えているかな~」と口にしておりました。「平和」への思いが強くなっているのを感じました。
「原爆の子の像」に到着。こちらで、お当番さんが鐘を鳴らし、再びみんなで祈ります。
そしていよいよ、今まで平和への思いを込めて折ってきた折り鶴を捧げます。つばき組さんの折り鶴の隣にあやめ組さんの鶴も捧げましたので、機会があれば是非。
日本各地から捧げられた数々の折り鶴に、「遠くから持って来てくれたんだね!」と、自分の事のように喜ぶ姿も見られました。
あやめ組さんが平和学習で学んだキーワードをもとに考えた、平和へのメッセージをお当番さんに代表して投函してもらいました。つばき組さん同様、ホームページに掲載されますので是非ご覧ください。
こちらは平和学習では紹介されませんでしたが、大切なモニュメントの一つ。学徒動員で命を落とした子ども達の為に作られた慰霊碑。何か感じるものがあった様で、子ども達はしばらく静かに見上げておりました。
原爆ドームを眺め、「原爆って怖いね・・・」と原爆・戦争の恐ろしさを改めて感じた様でした。
そして、やってきました「おりづるタワー」。散歩坂と呼ばれる坂をひたすら歩き続け、タワーの最上階「ひろしまの丘」を目指します!
その途中、前日に園長先生から見つけてほしいものをミッションとして受けたあやめ組さん。ただ歩くだけではなく、周りをしっかりと見ながら歩いて行きます。
見つけたら「あった!」、思わず大きな喜びの声が。散歩坂を楽しみながら歩いて行くと・・・。
あっというまに、ひろしまの丘に。広島の街を見渡すことができ、何ともよい眺め。「あそこプラネタリウム見に行ったよね!」「ひばく電車通らないかな?」など景色を見てひとこと。
あやめ組さんでも、木の隙間から見えるカラフルな光はやはり気になる模様。
「立って見るのもいいけど、座ってみるのもいいよ」と教えてくれたあやめ組さん。確かに、座って遠くを眺めるのもよいものでした。
一つ階を下って、今度は「折り鶴の壁」へ。
カラフルな折り紙をもらって、一人一枚折り鶴を折ります。ペンを取り、折った折り鶴に名前を書くかと思いきや、「平和へのメッセージを書きたい」と言う子ども達。「平和になりますように」「生きる」など、それぞれの思いを折り鶴に込めました。
そして、その鶴を折り鶴の壁へ。ガラスの床が少し怖い子もいましたが、全員折り鶴を壁の中を舞わせることが出来ました。
その後は、バーチャルな折り鶴を折ったり、自分の分身が作れるモニターなどで遊び、幼稚園へと帰りました。子ども達のメッセージが世界へ届きますように。